今日は、放課後まほらboの第一回目の体験会でした。
こんなご時世なので、全時間オンラインでの体験会でした。
算数の時間は11:45~12:15
の予定でしたが、前の時間が長引いたので((+_+))
12:00~12:30頃までとなりました。
参加者は小学校3年生~6年生まで7名
今日のテーマは「棒グラフ」
使った教材は東京都と大阪府の「1日あたりの新型コロナウイルス感染者数のグラフ
まずは、棒グラフについて確認。
①ぼうの長さで大きさを表したグラフ
②何が多くて何が少ないか、一目でわかる
この二つを説明できないと「棒グラフについて説明できた」とは言えませんよ。
まず、東京都の棒グラフをみてわかることを話し合いました。
・1月の後半からじわじわと感染者が出ている。
・増えたり減ったりしながら、だけど3月の後半にぐっと伸びている
などと出たので、「なぜ、それがわかったか」説明もしてもらいました。
・どこかと比べて大きさを見ているってことがわかりました。
その後は、大阪府のグラフを見てもらいました。
東京と比べてわかることはある?
・2月の後半から急に出ている。
・数が増えたり減ったりしている。など…
(東京の方が人口が多いから、感染者数が多い、と言ってくれた子がいましたが、それは、このグラフからは言えないことですので、気を付けておいてね。)
みんな、よく観察してみてくれていたんだけど・・・ ある子が言いました
「大阪と東京のめもりが違う・・・」
ん?めもりって、なんだっけ?
「左側の縦の…」「数字が書いてある線をみたら、東京の方が大きかった。」
そうそう!そこ!
よく見てもらうとわかるのですが
東京都の縦軸のめもりは、20名刻みで最大100名
大阪府の縦軸のめもりは、5名刻みで最大35名
なんですよね。
これでは、正確に比較することができません。
よく気付いたね!では、二つのめもりを合わせてみてみよう。
上の二つのグラフとも見比べてくださいね。
まったく、イメージが違いますよね!
めもりを合わせることでやっと、二つのものを比べることができるのです。
では、この並べてみた状態でわかることは?
・東京が多い
・大阪は、一度抑えることができている
なるほど、なるほど。
いろんなことがわかったね!
それでは、今日のまとめ
『棒グラフやそのほか、物を比べる時はめもりが共通であること、元になるものが共通であることが大切』ですね!
最後に振り返り
・なぜ、東京は多いのに大阪は一度抑え込むことができたのか、次に調べてみたいと思った。
・全国平均と東京を比べるとどうなっているのか、知りたいと思った。
とのことでした。
では、引き続き次回はその辺りについて「棒グラフ」をメインに考えていけると
いいなと思っていますよ~。
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