著者:蒔田晋治 作/ 長谷川知子 絵.
出版社:子どもの未来社. 出版年月日:2004.5.
という絵本をご存じでしょうか。
私自身、小学校の朝の読み聞かせ、書店でも、特に年度初めには何度読んだことでしょう。
書評や読後感想はたくさん出ていますし、群読や読み聞かせの様子はYou TubeでもUPされていますので内容を知ることはすぐできます。…が、
できればそこはそれらに触れずまず読んで、できれば音読をしていただきたい。
自分がどう感じるかを受け取ってほしい本です。
長男が3年生の時の教室の黒板の上にはその詩が全部書き写したものが貼ってありました。毎朝の学活時にみんなで読んでいたのですが、必ず読み終えた後に先生が「色々話そう!色々言おうな!」と今日も話す事を楽しみにしている、ここはそういう場所だよ、というメッセージを送ってくださっていました。
そのクラスの意見や活動が活発だったことは言うまでもありません。
色々ぶつかることもありながら思ったことを言い、言った端からまた考えて、聞いている人もどう思うかそれぞれの立場で、思いや意見を伝え合うのです。
〝ああじゃないか こうじゃないかと
みんなで 出し合い 言いあうなかでだ
ほんとうのものを 見つけていくのだ
そうして みんなで 伸びていくのだ〟
放課後まほらbo。
どんな思いや考えも出してみることができる場所だという事。
それはそれを受け止め、さらなる深みを与えていく問いや声掛けを大切にしているスタッフや仲間がいるから。
子ども達が安心安全だと感じられる居場所とは、何を願い、どのようであって欲しいと思いながら寄り添い考えて実践している大人やスタッフがそこにいるかいないかに他なりません。
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