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執筆者の写真みやけもとゆき

今どきの子どもとデジタル


冒険遊びの必要性を強調する私は、確かにアナログ人間かも知れませんが、デジタル反対派ではありません。

コロナ禍では、多くの人が否応なく急速な社会のデジタル化に巻き込まれています。特に子どもや学校の先生が直面しているのは、GIGAスクール。


なんのこっちゃ?の方は、こちらを参照↓

個別最適化された教育の実現なのです。

そのために児童生徒一人一台パソコンを実現します。

…個別最適化の教育はパソコンが実現するのだ!(こんな意地悪な言い方はやめましょう)


デジタルゲームに慣れ親しむ今どきの子どもはたくましい限りですが、学校の先生は心許ないのではないでしょうか。チョークと黒板で「授業が勝負!」と言い切っていた時代が懐かしいかも知れません。


ICT教育の具体的な実践で、子どもにつく力とは何か、そのために大切なことはなにか?コンピューターの特性を考えてみました。


そもそもコンピューターの活用で、私たちが便利になったことはなんでしょうか。私たちの日常にコンピューターがやってきたのは、これではありませんか?

「ワープロ」です。

ワープロのお陰で、論文や手紙を書き直すのが随分と楽になり、考えや気持ちを書き留める機会は、それまでよりもずいぶん増えたのではないでしょうか。インターネットの普及によって色々なことを調べるハードルが下がりました。そして、プレゼンテーションの機会が増え、子どものその質は格段に向上したように思います。そしてデザインやアートは、以前より身近なものとして感じられます。


今どきの子どもは、ゲームにはまったり、成りすましに騙されたり、デジタル社会の危険な側面と隣り合わせで生きる反面、考えをまとめたり、広く発表したりする機会に恵まれ、その方法に対処するスキルを持ち合わせています。


それは情報を得るというインプット作業と、自分の考えや思いを伝えるアウトプット活動が重要になっているということでしょう。


しかし学校での評価は、まだまだペーパーテストが中心です。もっとデジタルを活用することで、アウトプット活動を工夫する余地があるのではないでしょうか。デジタルを反復学習の基本におくのはもったいない気がします。


プレゼンや熟慮熟考で思考をデザインすること、そのアウトプット活動を大切にすることが、いま個別最適化の教育の実現に求められているのだと思います。


今まさに、放課後まほらboでは、その実践に取り組んでいます。

(みやけ もとゆき)


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まほらbo後期始まりました。

毎週火曜日金曜日。小学校3年生以上。会場は東京都小金井市です。

教材、材料費などは別途。月2万!


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