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「モチーフ」を知る


今月のまほらboの音楽は、ベートーヴェンの交響曲第9番4楽章〔合唱〕を鑑賞した。

年末になると毎日のようにどこかで演奏され、「第九」と呼ばれて親しまれている曲。

誰もが一度は聴いたことがあるのではないだろうか。


まず、この曲を鑑賞する前に、ベートーヴェンの生涯を思いながらその世界へと入っていく。

そして、曲の成り立ちを知ってから鑑賞する。

その成り立ちで注目したのが、「モチーフ」

音楽でいうところのモチーフは、その曲を構成する最小単位の旋律のこと。

第九の4楽章では、そのモチーフが最初に低音の弦楽器(チェロ、コントラバス)で提示され、次に木管楽器、高温の弦楽器(バイオリン、ヴィオラ)、更に金管楽器などが次々と加わり、そこに対旋律も加わって、音に厚みが増していく。

重厚感のある響。

そして聞き覚えのある合唱部へと移っていく。

鳥肌が立つほどに圧巻だ。


モチーフの語源はフランス語の〔motif〕

音楽だけではなく、文学、美術、デザイン、ファッション、ビジネス、生物学など

多岐にわたる。

音楽のあと、ゆかコーチの国語で「モチーフ」を引用したことでさらに理解が深まったのではないかと思う。

いろいろなシーンでモチーフを意識するのも面白いかもしれない。


今年はベートーヴェンの生誕250年の節目の年。

第九を聴きながらの年越しはいかがですか。



まほらboのご案内 毎週火曜日金曜日。小学校3年生以上。会場は東京都小金井市です。 教材、材料費などは別途。月2万! お問い合わせは houkago.mahohlabo@gmail.com オンラインでの受講も可能です。




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