
どーもー。ゆか先生です。
12月のまほらboのテーマは「人権」でした。
人権というテーマだと大きすぎてしまうので、今の時期にぴったりな「コロナ差別」これらがなぜダメなのか、道徳的に「それはいけない」というくだりではなく、「それは人権侵害に当たるよ」「世界人権宣言に触れるよ」というエビデンスから。
以下の世界人権宣言は谷川俊太郎さんの訳詞。子どもにも分かりやすくなっています。
参照
ケース1
奥さんが病院勤務を辞めないのなら、あなたが会社を辞めるべきと言われました。
(奥さんが看護師の会社員男性)
これは、
世界人権宣言の第23条
人はみな、仕事を失わないように守られる権利がある
に触れます。
ケース2
同じ保育園のママに、子どもを預けないでと言われました。
(看護師)
これは、
世界人権宣言の第25条
だれにでも幸せな生活を送る権利がある。特に母と子は大切にされなければいけない
に触れます。
ケース3
コロナを運ぶなと除菌スプレーをかけられました。
(宅配業者)
これは、
世界人権宣言の第3条
わたしたちはみな自由に安心して生きていける権利を持っている
に触れます。
つまり「可哀そう」という前にそもそも「人権侵害」なのです。
ここで、コロナ差別について、東京都知事と北海道県知事の会見を見ました。
どちらも「正しい知識」と「思いやり」が大切だと言っていました。
正しい知識の方は、インターネットの普及により、一昔前よりも、正確なものを早く得られるツールを持っています。ただし、正しい情報を見極める力は必要ではあります。 さらに、その情報そのものも、スーパーコンピューターや、Googleの集合知、またAIの進化により、リアルタイムに近い形で提供されるようになってきました。 そのことが分かるように、看護師のマスクの有効性をスパコンが可視化した画像を皆で見ました。
医療用マスクのN95は、苦しいが飛沫は100%ブロックする。
(富岳で計算した理化学研究所の発表)
では一方で思いやりについてはどうでしょう。
人工知能は、今までの人知を覚え、新しい経験も結果も覚えていきます。
昨日「スマート漁業」というビジネスを知りました。
長年の経験と、勘で、魚の群れを探し当てる漁船の船乗りさん。でも、世代交代のたびに漁獲高が下がっていたそうです。そりゃそうですよね。長年の経験と勘のすべて引き継ぐのは無理です。そのチームは、引き継いだ時から、また経験を積み上げ、勘を培っていかなくてはいけません。先代の域に達するのに、また何十年もかかるわけです。でも、AIに魚群探知機や海流データや、成功した例、失敗したデータなどを学習させ、それを使えば、世代が変わっても漁獲高は減らないそう。さらに、魚が多ければ良いというものでもなく、売れる魚が売れるタイミングで取れること、燃料費との兼ね合いなんかも計算してくれるそう。
す、すごくないですか?
人工知能はすごい。この人工知能に思いやりを持たせるには、いったいどうしたらいいのでしょう。
生徒がたどり着いた答えは素晴らしかったですよ。

最新のAIと昔のAIを一緒にさせる。
この結論すごくないですか?
つまり、お互いに育てあうのだそうです。
親子のように描かれたこの絵。
なんだか見たことがありませんか?
そう、スターウォーズのR2-D2とC-3POに似てません?
もちろんそういうつもりはなかったのですが。
データ分析の強い最新のAI、データはないけれど人型に作られた意味を背負っている昔のAI。一緒に暮らしたら、まるで親子のように学びあうのだそうです。
正しい知識と思いやり
AIにもできることが分かりました。
人間だってできるはず。コロナは怖い。それは未知のものだから。でも、人権侵害になるような言葉を発する前に、正しい知識と思いやりで、自分の口にストップがかけられるはずですね。
Photo by Kristine Tumanyan on Unsplash
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