最近、夕方の空がきれいですね。(国分寺駅前で撮影)
今日は算数からは少し離れますね。
私は、年長から小学校1年生までの二年間イギリスで過ごし
現地の幼稚園と小学校に行っていたそうです。
「行っていたそうです。」と、他人ごとのように書きましたが
ほぼ記憶がなく、覚えていないんです(汗)
写真をみたり、断片的な記憶で「そうだったんだよなー」くらいで頭の隅に置いています。
親からよく話してもらったことがあります。
「イギリスに行ってから半年ほど、全く話をしなくて心配した。
けれど、半年を過ぎたころから流ちょうに英語で話しだし、
家族(父母兄弟)で一番発音がいいと向こうの人から言われたんだよ。」
ほぇ~(*'▽') という感じだし、英語は苦手(笑)
半年だんまりを決め、その後急に話し出したことについて、今解説をつけるとすると
①その期間、ひたすら英語をインプットして、整理していたのだろうということ。
「間違えることが怖い」「間違えることが嫌」なタイプだったので、間違えなくてすむくらいまで、自分の中で整理・練習していたのだろうと考えられます。
②周りの人に慣れたり、様子をみて「ここは私がいても大丈夫」と思えるのに半年ほどかかったのかなと思っています。
子ども・人にとって自分が発言する、思いを発信するということは、場合によっては怖いものです。
「自分が壊れない場」と本人が思えないと発信することって難しい。
*自分自身が「何を言われても大丈夫」という軸を持っていることと
*「ここでは何を言っても受け止めてもらえる」という周りへの信頼があること
この二つがとても大切。
なので、子どもの発言が少ないときは無理やり話をさせるのではなく
決して「どうして何も話さないの!」と怒るのではなく
①子ども自身が発言することや内容に不安や心配事はないかな
→ 不安があるようならば、何が不安か聞いて「それで大丈夫だよ」と伝えてください。
②聴き手(聴いている自分)の態度は、どうかな?
→ 怖い顔をしていませんか?「そうじゃなくて」を連発していませんか?
少し、冷静に分析してみてください。
タイミングがくれば、話すときがきます。
環境を整えながら、子どもがアウトプットしたいと思うタイミング
思いがあふれるタイミングを待ってあげて欲しいなと思います。
明日の算数は5月に学習したことのまとめを一人ひとり発表します。
どんな言葉が出てくるのか楽しみです♪
(算数担当 あべようこ/べっちゃん)
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