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「なぜ?」という好奇心



 私はある小学校の学童クラブでアルバイトをしています。先月、3年生が授業の町探検でバスに乗って市役所等に行ってきた日がありました。その日は皆疲れていて普段より低いテンションで学童までやってきましたが、その中のある女子が「頭が痛い」と訴えてきました。車酔いしたのかなー、なんて話をしていたらその子が自身の頭痛についてこんな分析をしていました。


「送風を自分に向けると頭が痛いのはちょっとおさまる。」

「送風がないとやっぱり気持ち悪くなって頭が痛くなってくる。」

「だから空気がうすいと頭が痛くなる」

「まわりに空気を集めたら大丈夫。」


彼女は頭痛がしたときにどうすれば軽減できるのか自分で考えて(あるいは親や周りの人からアドバイスをもらって)実践し、実際に効果があることがわかりました。ここまでは殆どの人が様々な場面で経験しているかと思います。

彼女から見習わなければならないのはここからです。「頭痛がしたら送風をあてればよい」で終わらずに、なぜ自分に送風を向けると効果があったのか、逆に送風がなかったら頭痛がするのか、自分なりに経験に基づいて分析しています。つまり、深い学びを彼女は生活の中でおそらく無自覚に行っていると考えられます。


 実際、算数や理科の宿題プリントで悩んでいることがよくありますが、周りの子は早く遊びたくてさっと答えを教えてしまうけれど「なんで!?」と聞き返している光景は見慣れたものになってきています。

「なぜこうなるんだろう?」という純粋な好奇心を忘れずにもっていたい、そんな瞬間でした。

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