新年を迎え、如何お過ごしでしょうか。
年末、東京ではコロナ新規感染者が1300人を超えて、感染拡大が止まらない。
緊急事態宣言発動とならないことを願うばかり…。
今年、私が改めて考えようと思っていることのひとつは環境のこと。
「水の都」として知られているヴェネチア。しかし今は、水の都などという美しい表現ではなく、「沈みゆく街」ともいわれてしまっている。
20年ほど前に訪れた時は、いつか水没して消滅してしまうのかな…くらいの
認識であったが、今は高潮による街の水没の回数が増えて、それが現実味を帯びていて
住民にとっては死活問題だ。
また、高潮だけでなく、年間1300万人もの観光客が訪れることで、ゴミや下水による運河の汚染も問題になっている。
しかし今年は、コロナの影響によって人の動きが減ったことで、濁っていた運河は透き通って、魚もたくさん泳いでいたというから驚きである。
また、以前のまほらboの国語で、世界最悪レベルといわれるインドの大気汚染がコロナ禍で解消したという解説があった。かすんで見えなかった星空やヒマラヤ山脈が見えたといい、こちらも人の動きが減ったことによるもの。(上の写真は遠くの山脈がくっきり)
しかし、これらは限定的なもので、また元に戻りつつあるという。
地球は今、「第6の絶滅時代」の入ったと警鐘を鳴らす科学者もいる。
過去5回の絶滅時代は大規模な火山の噴火や、隕石の衝突などが原因で、食物連鎖の頂点にいた恐竜が姿を消した。
今回は私たち人類がその原因を作っているとすれば、次に絶滅するのは…
考えるだけで恐ろしい。
開発などの環境破壊によって、野生生物が住処を追われ人里に降りてくる。
それらが宿主として新型コロナが出現した可能性もあるとされている。
これは、人間の身勝手な行動が引き起こしたものと
いっても過言ではないと思う。
今後私たちが取るべき行動とは何か。
やはりそこは各々が考えるしかない。自分さえ良ければいいではなく、
小さなことから始めていこう。
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