「うちの子、遊んでばっかりで、ホントに困ったものです」親なら一度は口にする言葉。
なんで?なんで子どもが遊んでばかりじゃ大人は困るの?と聞かれたらどう答えますか?
それは、勉強しないで遊んでばかりいると馬鹿になると思われているから。
それは、遊び癖がついて、働くことができなくなるから。
それは、自分の好きな事しかしなくなるから。
そもそも「遊び」とはなにか、なぜ「遊び」が必要なのか、「遊び」の効果とは…
先の質問の答えが、
しっかり遊んでいると、勉強がどんどん得意になる。
工夫して遊んでいると、仕事が楽しくなる。
自分の好きな遊びがあると、集中力と探求心が育つ。
もし、あなたがこんな答えを持っていたら「遊んでばっかり」は、どうなりますか。
カナダで行われた「遊ばないラット」の実験結果があります。
遊ばないラットは、
1、仲間と共同で行動する社会的スキルの発達に遅れが見られる。
2、意思決定や衝動の制御を司る前頭葉皮質の発達に差がある。
3、遊ばなかったラットは脳の神経細胞の発達が乱雑である。
■ラットの脳の断面図比較
大人は介入する前に、子どもの「遊び」をよく知っておかなければなりません。
遊びの内容は?遊びの相手は?遊びの様子は?遊びの後は?
放課後まほらboで、特に大切にする遊びの定義はこうです。
・主体的におこなわれる
・自分の世界ができているか
・挑戦しているか
・効率性をもとめない
・ルールが存在する。
・とくになくても困らないけど面白い。
そして、遊び相手は人である。自然との出会い触れ合う。なり切って楽しめる。
詳しくはnoteでチェック。
次回は、「遊びと仕事」について。
では。
(みやけ もとゆき/もっちゃん)
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