「読解」はもういらない
中学入試問題も、塾での勉強も、漢字+知識+読解です。なぜなら、大学入試がそうだから、大学入試がそうなので高校入試がそうだから。高校入試がそうなので中学入試がそうだから。
ちょっと待って!人生の基礎を作る小学生の国語の勉強が、そんな「下請け」みたいな学習で良いのでしょうか? 日本は、あまりにも読解問題に取り組みすぎ。文面に現れたことだけの精査作業に追われ、作者の心理ばかりを推測して、将来、何か役に立ちましたか? 忖度の得意な、無難な大人に仕上がっていませんか?
もちろん「読解」は大切な国語力の1つ。でも1つに過ぎないんです。
採点しやすいだけ
漢字、知識、読解は、採点しやすいんです。この3つは「計測しやすい」のです。だいたい正解があることを前提に指導しますしね。
唯一計測しにくい「記述式」だとしても、加点ポイント、減点ポイントを設置します。つまり、このキーワードが入っていたら+5点、漢字の誤りは-1点などなど。
子どもの学力の判断はそこでいいのか? その子らしい工夫はどう評価する?
私の国語指導はそこを抜本的に変えようというところに原点があります。
気持ちや考えを伝える為の学問は、国語でしかできない
そもそもなんで、日本人は「国語」を学んでいるのでしょう?
そう。論文形式にしろ、エッセイ形式にしろ、ディベートにしろ、話し言葉にしろ、書き言葉にしろ「相手に伝える」能力を付ける教科は、国語しかない。国語の責任は重大です。読解ばかりやっている場合じゃありません。国語の先生、がんばりましょう!
学び方を学べば子どもは勝手に学ぶ
まほらboには、学び方を学ぶ授業があります。
困った時はどうするか。
どう調べるか
どうまとめるか
どう伝えるか
人間として当たり前の作業を繰り返します。
それは、ともすれば、じれったいかもしれません。
自分で考えられない子が至れり尽くせりの学校に
「いやいや、先生、コロナ禍でも私立中学は対応が早かった。そういうところに入れたいんです」
はい。もちろん環境は大事です。でも、自分で考えられない子が、至れり尽くせりの学校に入ったら、もう、目も当てられません。私はそう思いますが、親として、あなたはどう思いますか? 一度考えてみましょう。またそもそも「おくて」の子は入試を3年後ろにスライドすることを強く勧めます。
もちろん、まほらboだって、本来、リアルで教科学習のある学童をするところ。4月5月とオンラインで始めた時にはどまどいました。この先どうなるかなんて、誰にもわからない。でも、今回のように、どんなことが起きても自分の頭で考え、自分の責任で行動を起こせる。そんな人になってほしい。私たち自身がそう思って指導しています。
まほらbo6月スタート!
算数、英語、国語、生活。そして大人スタッフと、大学生スタッフ。みんなであなたのお子さんの地頭を鍛えます。生活力を鍛えます!
6月度の授業は6月9日スタート!
私の担当する国語も9日スタートです。
6月のテーマは環境。国語のテーマは「人間さえいなければ地球は美しい」
新型コロナウィルスの感染防止の為、人間が経済活動を自粛しました。その結果、空気は済み、空は透き通り、自然は豊かに。なんか、悲しいですよね?悔しいでしょう?
この悔しさと反省と、そして希望と知恵を「言語化」します!
詳細、お申込みはこちら!
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