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なんでもツナガル!森のムッレ教育、その実践。

更新日:2020年11月18日

秋の芝公園。

その一角で秋を味わう森のムッレ教室の体験会を開きました。

参加者は複数の親子です。

普段はすぐ目の前の東京タワーや増上寺を眺めながら散策される事が多いとの事。それを今回は足元の落ち葉に、木々の紅葉に注目したのは初めてだとまずは驚かれます。


子どもたちは葉っぱのかんむりを作るために様々な色や形の葉や草を拾いに行きます。

赤い綺麗な葉っぱを拾い、「どこから来たんだろうね?」と声をかけ、見上げると大きな桜の木。

「あれ?赤だけじゃない!」

よく見ると紅葉が進んでいる赤い葉もあれば黄色かったり、まだもう少し緑が残っていたり…。

同じ木でもよく陽の当たる部分から赤くなっている事にも気づきます。

どうしてなんだろうね。

どういう仕組みなんだろうね。

そしてあちらこちらに「エノコログサ(狗尾草)」が群生しています。

まだ名前を伝えずにいると

「猫じゃらしだよね?!」と問われ、

「そうとも言うね!でも何かのしっぽにも似てない?」と伝えると「…犬?!」と答えたのはお母さん。


「しっぽが犬のそれに似ているから〝いぬっころ草〟って言われていたんだって。そこからついた名前が〝エノコログサ(狗尾草)〟」ぜひお母さんから教えてあげてくださいね、と伝えると「犬っころ、イヌッコロ、エノコロ…」と変換を楽しんでいます。

雑穀の「粟の原種」でもあり…つまり食べることもできるというのですから面白い。まだ食べた事はないので、「今度試してみようかな」と伝えると「(猫じゃらしを食べるとは)考えた事もなかった!」と盛り上がります。


集めてきた草葉を前にして、その手触りや形や匂い、色を観察します。長さも色々です。

一枚の葉っぱの中にも美しい紅葉のグラデーションが見られ、どれ一つとして同じがありません。虫食いもあってなかなかいい感じです。

一番気に入った葉っぱを選んで、全体のレイアウトを考えて、オリジナルのかんむりを仕上げます。

集めて回った時の話をもう一度しながら振り返っていると、目を瞑り、深い呼吸をしながら耳を澄ました時に鳥の鳴き声が何種類か聞こえたという発見があったと話題になりました。「なんの鳥か知りたい!」とも。新たなチャレンジができそうね、と伝えました。

15分?20分?ほんのわずかな時間ではありましたが、いつもの身近な公園にもこんなにも自然があることを発見し、楽しめる事にとても喜んでくださいました。


ところでこの芝公園は、江戸時代には増上寺の境内だったところです。そこから切り離され、今では日本最古の公園であり、「都立芝公園」として多くの方々の憩いの場になっています。また来年もこの場所で行います。


今回も自分の周りの自然を見渡し、様々な事に気づいて、ゆっくり深い呼吸をして自分と向き合いました。

心と身体と脳をリラックスさせ、切り替えと余裕を持てる様にする。いつでもどこででもできるようになるのが一番です。


放課後まほらbo でも!

放課後まほらboでは、教科への取り組み方、考え方、そしてそれを支える生活と健康、そして自然にも目を向けています。周りに気づき自分に向き合えるようになること、そしてその調整の仕方が身につきます。


11月の体験会と教育講演会

⇒詳細はこちら「放課後まほらboホームページ」 https://www.maholab.org/


◉自分で作るもぐもぐタイム

11/13(金)…賢者のみそ玉

11/17(火)…ささっと自分サイズに、コントロールサンド


一緒に作りませんか?


◉教育講演会

11/15(日)13:30~15:00

codolaboスタジオにて

対象は小3~小6の保護者先着10名


まほらbo後期開催中。

 毎週火曜日金曜日。小学校3年生以上。オフライン会場は東京都小金井市の秘密基地。オンラインの仲間も募集中。


お問い合わせはお気軽に。

メール〈houkago.maholabo@gmail.com〉またはお電話〈担当:八田(はった)09065399033〉でも(^^)!

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