まほらboではRLAという探究学習の型を使って自由研究を進めていくことにしています。
RLAとは「Researcher-Like Activity」の略称で市川伸一氏が提唱しています。
その基本的なコンセプトは「研究者の活動の縮図的活動を学習の基本形態とする」ということです。
一般的な自由研究は、本で調べた、インターネットで調べたことについてまとめる。
何かに書いてある実験をしてみる。
で終わりがちです。
しかし、まほらboではそこで終わらずに
調べたことから「自分の頭で考え」ます。
考えたことの理由として、調べたことや聞いたこと、実験したことが裏付けとなります。
さらに、毎月月末に調べたことについて発表し、
みんなから意見や感想、質問をもらうことで、さらなる疑問へと発展していきます。
そして、それについてさらに深めて調査を続ける・・・
というサイクルをイメージしています。
7月末の発表の様子を少しお伝えします。
「川の洪水がなぜ起こるのか、起こらないようにするにはどうしたらいいか」
というテーマで自由研究をするという子がいます。
この前の発表では・・・
模型を作ると言って、作り始めたのですが
「段ボールで作ったので、土や砂を入れて川を作る前に箱が壊れました。」
と報告してくれました。
もちろん、これでもいいのです。
失敗も大切!その代わり、なぜ失敗したのかを考え、次回に繋げます。
「なぜ失敗したと思いますか?」
→ 段ボールだったからです。水がしみ込んで溶けました。
「では、次回はどのようなもので作る予定ですか?」
→ プラスチックです。
と言ったところで、周りからもアイディアが
『(水で溶けたってことは)半紙みたいだね。』
「なるほど!つまり、紙は溶けてしまうから、紙ではないものならいいのかな?」
ということで、
プラスチックとか、鉄とかどう?というように話が広がっていきました。
本人は、完成するまで何度でもやりたいです、と言っていて。
それこそ研究者らしい粘り強さがあるなーと一人感心したあべコーチでした。
「失敗しました」
と堂々といえるのも研究者らしいし、この子のよさだなーと思っていました。
今月も引き続き模型作りをするということですので、
どのようなものができるか楽しみです(*'▽')
(みんな興味津々です!)
(あべようこ/べっちゃん)
*オンライントーク、次回からのテーマは「読解力」
・9月(日程調整中)13:30~15:00
・10月(日程調整中)13:30~15:00
・11月(日程調整中)13:30~15:00
ご質問、お待ちしています!(ご質問のみでもOKです。)
*まほらboの入会について
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教材、材料費などは別途。月22,000円!
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