
今日は、魚が大好きな女子高生たちが考えたレジ袋の話。
まほらboでも、環境問題について考える授業があった。
海洋汚染が深刻化して、海の生き物のプラスチックごみの誤飲が多いことは
環境問題を考える時によく耳にする話だが、その中で一番多いのはレジ袋。
そこで、それらを誤飲しないために魚の嫌う成分を含んだレジ袋を開発。
「魚が嫌う味があるの?」と思いながら話を聞いていたら、人体には無害で魚が苦みを
感じる「デナトリウム」という有機化合物があるということだった。
魚が苦みを感じるのか…と何とも不思議な話だったが、開発段階で「デナトリウム」の
配合量を変えたプラスチックをエサに混ぜ込んで検証実験を開始。
すると、魚が一旦口に入れたエサの中から、混ざっていたプラスチックだけを
次々と口からプイっと吐き出した。
その様子は何ともかわいらしく、選別をしていることには驚きだった。
クジラのようにエサを一度に大量に飲み込んでしまう生き物も選別できるのかは疑問が残るところだが、私たち人間が普段口にするような魚には有効なのではないだろうか。
このレジ袋はエネルギッシュな魚を取り戻したい思いから「エネルフィッシュ」と命名。
探求心溢れる彼女たちもエネルギッシュ!
今後このレジ袋を私たちが手にする日も近いかもしれない。
まほらboの子どもたちだったら、どんな対策を考えるだろうか。
まほらbo、8月は教育講演会のイベントがあります!
詳しくはこちら
Comments