お手伝いからお仕事へ
まほらboのもぐもぐタイムでの「みそ玉づくり」で作ったそれを家族に振舞い、喜んでもらったHちゃん。家族みんなにおいしいと言ってもらえ、お父様はその日お替りもされて、また食べたいからとリクエストをされたそうです。
食事のひとメニューを完全にお仕事として仕上げました。
この日の後もご家族からのリクエストに応えてみそ玉づくりは続いているそうです。
この日の様子はこちらから
興味を持って参加したみそ玉づくりは、自分で食べても満足感があり、家族にも喜んでもらえて達成感がありました。
この達成感を得ることはとても大切であるといわれます。その理由は、達成感を得た時に脳内に「ドーパミン」が分泌されて、「嬉しい」「楽しい」と感じることができるためです。ドーパミンは、分泌されることで情報処理能力や集中力を向上させる一方で、不足してしまうとやる気の低下や記憶力の低下などの症状が出てしまいます。(医療法人社団 平成医会HPより)
何かをするとき、誰かがお仕事しているその一部分を〝手伝う〟のか、生活の中で自分ができることを〝お仕事〟としてやり遂げるのかによって、その達成感、人のためにできた喜び、そして自主的に行えたことの心地よさはずいぶん違います。
〝お仕事〟で取り組むことは誰かのお仕事の一部分やその代わりではなくて、自分自身や身の回りこと、そしてそこから家族や友達、仲間に対して自分ができることは?と考え、必要だから行うことです。
最初はやり方をしっかり見せながら時には部分的な〝お手伝い〟を任せたり、その意味を伝えながら徐々に全体的な〝お仕事〟になることもあるでしょうし、最初から今何が必要かを感じ、自分で見つけた〝お仕事〟の時もあるでしょう。思う結果が出ても出なくてもこの時の振り返りがまた次のお仕事を見つけますね。
生活のお仕事で自立を育てる
これは普段の大人の社会、職場やコミュニティの中でにおいてもそうかもしれません。何かをお願いする時、または自分が関わる時〝お手伝い〟なのか〝お仕事〟なのか、共有する情報がなく切り取った一部分なのか、意味目的を共有してのことなのかによっても違うのかもしれません。自立を育てるということは〝お仕事〟ができるようになることですね。
三宅先生のブログでもその解説がなされました。ぜひご一読を。
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