放課後まほらboで大切にしていることを具体的に紹介するコーナー〝The まほらbo〟。今回は〝たいそう〟についての続きのお話です。
〝体操してから勉強すると集中できた〟体験を教えてくれたおはなしはこちらから
「運動神経がいい」というイメージは、さっそうと走り抜ける駆け足の速さや自分の手足のようにボールやラケットを扱える様子、体のしなやかさだったりします。
まほらboで取り組んでいる〝たいそう〟は直接そこではなく、それに繋がる土台の部分にあたる、筋肉を自分が思うように動かせるように脳から指令を出す神経回路を向上させることを目指して脳・神経系のトレーニングの一つである体操をしています。
目をつむってと手を挙げてきれいな「Tの字」になっているか、肩をつかんで肘で円を描くように回し動かせるか、その時胸は開いているか、などなど、実際に正しく体を動かせているかを確認するところから始めます。
肩を左右平行に動かしたり、腰から下だけをひねってみたりしますが「うまくうごかない」を認識し、「あのように動かしたい」と思いながら体を動かすことが大切だということを伝えやってきましたが、ずいぶん楽に動かせるようになりました。その分体がしなやかになっていることに気付いていることと思います。
徳島大学名誉教授の荒木秀夫先生が開発されたくねくね体操、がにがに体操は脳科学から生まれた神経トレーニング実践法です。神経と運動の発達にそって脳と体に刺激を与える指導法です。幼児期の運動遊びや小中学校での体育や部活動で実践されていて、取り入れた園や学校から体力・運動能力の向上、ケガの減少、姿勢や集中力の変容などの効果が報告されているそうです。https://ci.nii.ac.jp/ncid/BB26723387
この運動の良さはたった5~10分程の動きでも神経の通りをよくし、軽やかに動ける体を作れるというところだと思います。最初はぎこちなかった体の動きも次第に整ってくることを実感できます。
身体を思うように動かす力が、まほらboで大切にしている学びの素地を作り、自分を整える力を育てていくことに繋がっています。
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