top of page
執筆者の写真学生スタッフ

「できた!」を作リ出す



学生スタッフのいせきです。

今回は,私が通っている学童保育所での,最近の嬉しかった話をします!


学校から帰ってきて,自由時間,大繩をしたい!と何人かが集まってきました。

左右に縄を揺らして跳ぶような簡単な跳び方でウォーミングアップをしたあと,八の字跳びを始めましたが,苦手だという子もちらほら…。

縄を回しだすと,3年生の女の子が「怖いからやらない」と列から外れてしまいました。

そこで,他の子が跳んでいるところを見せながら,「跳ばせてあげられるから来てみない?」と声をかけると,渋々でしたが列に戻ってきて縄に入ってくれました。


大繩跳びで跳べるかどうかは,回し方次第なところも実はあります笑

リズムよく回しているだけの場合は,そのリズムをつかんで跳ぶことができなければ引っかかってしまいます。でも,私が大繩を回すときは,その子の走るスピードや跳ぶタイミングを見極めて,跳ぶ瞬間に縄が足の下を通り抜けられるように回すスピードを調節するようにしています。

跳べたら「いいねー!!」「跳べるじゃん!」とテンション高めに声をかけ続けているので、縄を回しながら私はへとへとですが。笑


この方法で回してくれないと,次の時は跳べないかもしれない。本当はそれよりも跳び方をしっかり教えてあげないといけないのかもしれない。とは思いますが,“今この瞬間”に「できた!」という体験をさせてあげて,これからの意欲に繋げていくことを大切にしたいです。


八の字跳びになった途端に楽しくなくなってしまった女の子も,挑戦してみて跳べたことで,そのあと何周も何周も楽しそうに縄に入ってきてくれました。

この女の子の他にも,八の字跳びは苦手…と言いながら参加している子がいましたが,2周もすればそれぞれの跳び方の癖は分かってきます。回し方を工夫して跳ばせてあげると,みんな大満足のニコニコ笑顔!こちらまで嬉しくなりました。


難しいな,怖いなと思っていたことが「できた!」瞬間の楽しさを味わうお手伝いをこれからもしていきたいです。

閲覧数:71回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page