火曜日の算数の授業
6月の授業では一通り小数の仕組みを学習して
1より小さな数字のイメージを持ってもらったので
「身の回りの小さな数字、小数点を探しておいてね」
4月に調べたウイルスの大きさなどについてでもいいよ
ウイルスなどは大きさがわかるようにしておいてね
と伝えていました
「小さな生き物の大きさ」や「〇〇ウイルスの大きさ」
について調べてきてくれるかなーと思っていました
私の中のイメージはこんな感じ

(画像お借りしました。http://cupe-post.com/archives/19524)
ですが・・・
子どもたちが調べてきてくれたのは
・様々なウイルスの大きさ
・自分の身長
・鉄道の〇〇駅と■■駅の長さ(時刻表から)
ふむふむ・・・
そうくるか・・・
うん。確かに小数点が入っている。キミたちが正しい。
子どもって思いもよらないところからくるなーと思いながら気を取り直して
自分が調べてきたものについて、大きさ(長さ)をくらべるので
今回は、全て「m(メートル)」に変換して長さをくらべてみました。
自分が調べてきてくれたものを自分たちで変換してみたのがこちら

これらを長い順に並べましょう
一番長いものは?
みなさんはわかりますか?
一番初めに発言した子どもは、なんと 「②!」
おー!!そうなのかぁ。
大人から見ると「子どもの身長が駅と駅の間の長さより大きいわけない」
と全体を見て判断しますが
子どもはパッと見て判断してしまうんですね。
(数が大きく見えたのかな)
勘違いを誘ってしまった原因はもう一つ
位をそろえていないから
これについては、最後の振り返りの時間に
大学生のりょう先生がみんなに説明してくれました。

「こんなふうに位をそろえるとわかりやすいよ」
それを聞いた子どもたちも「あ~!」と納得。
何かをくらべる時には、
単位や表現の方法を合わせる事
そして、位をそろえる事
が大切になってきますね。
実は、これは4月のグラフでもやっているし5月の大きな数でもやっています。
同じ考え方、同じ道具を使っているんですね。
学校では、色々な考え方・道具を教えてもらいます。
せっかくの道具を上手く使えるように
まほらboの算数では特に
学習した内容を次にどうやって活かすのか
実際に生活の場面でどのように使えるのか、
今までの道具(考え方)がこんな風に使えるよ
と伝えることを意識しています。
学習の方法について考える まほらbo、申し込みはこちらです。
現在、オンラインで実施中。
対象は小学校4年生以上(2,3年生も参加しています。)
(あべようこ/べっちゃん)
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