/h/の音は息の音。
今日の音は「はっ」でも「ほっ」でもない/h/。
日本語はこの後に母音との「組み合わせ」で音を出す事が日常だから、どうしてもハ行に引っ張られてしまいます。
/h/は短く息を出す時の音。
アクションは激しい運動の後の息が切れる感じ。
そしてブレンディングする時はその次の音との「繋がり」で発音します。
hiと書いてあっても「ひ」ではなく、
haと書いてあっても「は」ではない。
ふーん……(・・;)…、ですよね。
あとは実際に口に出してみる事です。
言えるようになるようにトレーニングです。
正しい音を聞いて練習するうちに/h/が「は」や「ひ」でない音として聞こえるようになり、言えるようになります。言えるようになるとちゃんと聞こえるようになりますね!
こんなに丁寧に音を学ぶ意味は?!
正しく音を身につけると良い事尽くめだからです(*^^*)!
Jolly Phonics Story
5つのスキル《1.文字の音を覚えること》
正しく音を身につけると良い事尽くめ。
それは、
「知らない単語でもをたくさん読めるようになる」から!
一文字を学習(文字と音の関係を覚える)するごとにどれだけの単語を読めるようになるかという話です。
Jolly Phonicsの指導書に掲載してある単語の数を数えたトレーナーがいます。
一文字読めるごとに、下に書いてある数字の数だけ単語を〝自力〟で読むことができます。
s, a, t, i , p, n, c/k, e, h, r, ……….ar
1, 2, 5, 7, 11, 17, 33, 26, 10, 33.
……… 98
42個の音の学習時に使用するJolly Phonicsの単語リストには約1800語あります。端数は切り捨ててこの数です。
「1800の単語」と「42個の文字」の音とその読み方を覚える事は学習者にとってはどうでしょうか。
42音習得の後に同音異綴りも約22種あります。これも覚えるごとに読める単語の数が増えます。同音異綴りを習うとさらにたくさんの単語を読めるということです。22種類で1100語を読めるようになります。
合計およそ3000語を、文字の音を知ることで「自力で3000語読める」。
そして「読める単語は聞き取れる、書ける」
学習負担がとても軽減されるのです。
文部科学省(2020年度)目標語彙数
小学校 単語数 600−700語
中学校 1200 → 1600〜1800
高校 1800 → 1800〜2500
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