字を書いたり色を塗ったりしていると、腕がだるくなって疲れる…。
ムダな力が入ってしまうことが原因になっているのかもしれません。
文字の形を覚える時、鉛筆の正しい持ち方を身につける事はとても重要です。
力のバランスがとれ、安定した文字を書くことができ、疲れにくくなることはもちろん、
ペンだこも出来にくくなり、実は姿勢の良さ、体のゆがみにまで関係してくるからです!
鉛筆を使って字を書くという作業は、実はムズカシイ。
決して鉛筆を持ったからといってすぐにきれいな字が書けるわけではなく、運筆の練習をしたり、腕を使って文字そのものの形を覚えたり、またそのための柔らかい手首も必要です。
うっかり見逃されがちな、「子どもの手にあったものを選ぶ」ことも必要になります。
握り方
これは右利き左利きに関係なく握り方は同じです。
鉛筆は必ず親指と人差し指、中指でしっかりと持つ(3本握り)で持ちます。
Jolly Phonicsでは「指の形を froggy legs (カエルの脚)の形にして」という表現をします。
イラストのように鉛筆の先が見えるように鉛筆本体を倒します。
間違った鉛筆の持ち方を最初に覚えてしまうと後々矯正することは難しくなります。
それでも気づいた時から少しでも練習をして慣れていくことは大切です。
手首を柔らかく
手首を柔らかくする運動もありますが、毎回の宿題の塗り絵にも効果があります。
正しく色鉛筆を持ち、塗り絵をすることで手首も自在に動かせるようになります。
腕も使って
文字の形は空書きで全体像をつかみます。
ノートに書くときは、決してのぞき込んで見ないでいいように、鉛筆の持ち方を調整し、体の前から書き始める形になります。腕をそのまま少しずつスライドさせながら書いていくのです。
Jolly Phonics Story
5スキル 《2.文字の形》
《2.文字の形》
Jolly Phonicsでは初期の段階から正しい文字の形を学びます。
習う順番にも意味があります。
・小文字から学習…身の回りにあふれていて、実際によく使うからです
・文字の形を感じる…教材を利用します
・文字の形を見る…最初は太い文字でわかりやすく意図的に表記しています
・文字を空書きする…文字の全体像をつかみます
・文字の音を言いながら書く…自分の声を自分の耳で聞くことで覚えやすいという効果があります
「c」という文字は学習の早期(7文字目)に導入されているのですが、これは例えば13文字目に習う「d」という文字の左半分の部分に見られるように、「c」の文字が他の文字の基本となる形をしているからです。
筆順の間違いやすい文字の例をいくつかあげておきます。
●「o」:この文字は反時計回りであって時計周りではない
書き始めは真上ではない
●「d」:文字の書き初めは一番上ではなく真ん中から始まる
ひと筆で上まで行って戻ってくる
●「m」「n」:最初に左上から下に書き下ろさなければいけない
4本の英語罫線の一番下から書き始める文字が1つもないと言うことも知っておいてほしいです。
◆正しいことがわかっているといつでも戻るところがあります。
まずは知るところからご一緒に!
まほらbo
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