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子どもに大切な雑談、そして何もしない時間


用事と用事のあいだは1時間あける


自粛の今はわりとゆとりがあると思いますが、まるで芸能人のようなスケジュールを子どもに詰め込んでいる家庭があります。

帰宅したらすぐに「おけいこその1」へ。移動する車の中で軽食を取り「じゅく」へ。学校の宿題は夕食後すぐ。土曜日は特別講座へ。日曜日は「じゅく」の特訓教室。

もしかしたら、自粛中もギチギチのスケジュール、組んでいませんか?


皆さん自分の経験でとっくに自覚していると思いますが、思いがけないクリエイティブなアイディアが降りてくるのは「さあやるぞ」と机に向かっている時ではないはず。

友人と雑談している時、散歩をしている時、お風呂に入っている時などなど。


クリエイティブなアイディアが出てくるというと、それは目的のように感じますが、実は「ご褒美」のような存在です。通常は、発想を目的に雑談したり、お風呂に入ったりはしませんよね(笑)

でも、その行為をわざとすることで、アイディアを生み出そうとしている一流企業家はたくさんいます。毎朝1時間散歩をする。週末は電波の届かない山奥で瞑想をする。そういう人たちも多いですよね。


子供とて同じで、雑談や散歩、お風呂でリラックスすることが、子どもの脳にどれだけ大切か。せめて用事と用事のあいだは1時間あける。無理? それは用事が多いからですよ。


何もしない時間をつくる


最近、何もしない時間を作るよう心がけています。ひとりでいる時間、そして、何よりスマホを見ない時間です。それは自分の内側へ旅する時間。ちょっと怖いくらい気づくことがあります。


私は中学生の時、音楽をかけながら窓際に座るのが好きでした。ボーっと身延線(笑)を眺めていました。夕方が特に好きで、ただただボーっと。豊かな時間でした。


私は、勉強について、親に何か言われた記憶が1つもありません。

でも、学校の成績は常にトップでした。

むしろ、親が何も言わなかったので、自由に学んでいました。

とにかくボーっとする時間を死守していると、不思議とサッと勉強に入れるのです。

人間は集中するのに20分を要するといいます。多分ですが、ボーっとする時間って、リラックスして逆に神経が研ぎ澄まされ、そのあとの勉学の効率がめっちゃ良かったんじゃないかと推察します。その辺については、いろいろな本を読んで勉強中ですので、わかったら、また。


お子さんは、振り回されていませんか?

お子さんを、スケジュールでびっしりにしていませんか?

せっかくだから、一緒にボーっとしちゃいましょう!

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