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「やればできる子」という呪いの言葉

こんばんは。まほらbo国語担当の松嶋です。

昨日、東京大学名誉教授の市川伸一先生をお招きしてイベントを開催しました。





スタッフとして参加していた私にも、様々な学びがありましたが、特に印象に残っているのが「やればできる子」の話です。

「やればできる」という言葉には、裏返せば「やらないからできないのだ」という意味が含まれます。このことが怖いのは「やらない」という状況を本人が作りだしてしまうこと。


例えばみなさん、試験前に、妙に机の上を片付けたり、部屋の模様替えをしたりしませんでしたか?

あれもこれです。

つまり

私は机の上を片付けていたので勉強をする時間がなかった。だから今回のテストでは成績が悪かったのだ。

私は部屋の模様替えをしていたので、勉強に時間を割けなかった。だから今回のテストでは成績が悪かったのだ。


そう考えるとなんという恐ろしい言葉でしょう。


類義語はたくさんあります。

・お母さんの言った通りでしょう!?  お母さんの言った通りにしなかった→だからできなかった。  →これは、親の言った通りにしない、反抗するという状況を自ら作り出す。


・計画通りにしない→だからこうなった→計画を作らない状況を作る。


まるでアリバイのようですよね。


こういうことが心理学で明らかになっているので、利用しないテはありません。

市川伸一先生のトークイベント、次回は12月を予定。

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