中学を卒業する時に、校長先生が卒業生それぞれに合った四字熟語を送ってくれました。私の色紙には「温故知新」と書いてありました。当時も私は新し物好きで、今現在が好きで、未来も過去もどうでもよくて、刹那的で、完全に「アリとキリギリス」の「キリギリス」
大人になってもそんな感じで何も不自由なことはなかったのですが、いざ自分で事業を立ち上げて見ると、行き当たりばったりが結構痛手に(笑)
同じ失敗を繰り返してしまう、計画を立ててもその通りに進まない、そんな中、「振り返り」の大切さを知り、友人とグループで「振り返り」を始めました。
毎週1回、1週間を振り返り、Facebookグループで共有。四半期に一度はリアルに集まり、大きな模造紙に3か月の振り返りを図式化。それをもう、3年も続けています。
振り返り方法はこちら
『40人のビジネスパーソンが絶賛した「1年の振り返り」完全マニュアル』
キリギリスが板についた私にとって、自分の行った行為を振り返ることは「めんどくさい」以外の何物でもなかったのですが、とにかく良いとのことなので、なぜか根性だけはある私は、だまって続けてみようと思ったのです。そこで分かったなぜ「ふりかえり」が大切なのかを共有します。
1なぜ失敗したか分かる
人間、失敗からしか学べません。なぜなら、成功単品では、なぜ成功したのかが分析できないから。次から気を付けようと思えます。
2次の四半期が見える
よほどのことがない限り、直線は直線であろうとするし、カーブはそのカーブをキープしようとします。なので、振り返り、流れが読めると、次にどうなるかが見えてくるのです。
3何を大事にすればいいか分かる
複数の仕事をし、いろいろな仲間といくつものプロジェクトを抱える私にとって、日々の生活は、スケジュールに流されがちです。しかし、そのスケジュールそのものは自分が立てるはず。振り返りをすると、自分にとって「不要だった」「時間の無駄だった」と思えるものが出てきます。それを極力未来に持って行かないことが大切です。
4ボーっと生きなくなる
まほらboでは、毎授業の終わり、一日の終わりに振り返りタイムを設けています。
わかったこと
できたこと
わからなかったこと
むずかしかったこと
ぜんたいてきな感想
チャレンジしたいこと
明日からすること
略して「わ・で・わか・むー・ぜん・チャ・みん!」なんて呪文のように叫んでいますが(笑)
7つも振り返り項目があるなんて、大変だと思いますよね?
そうなんです。最初は大変です。コーチ陣も子どもと一緒に振り返るのですが、いかにボーっと受講しているか分かります。そう、逆に、あとで振り返ることを知っているので、授業中も真剣です。あとでレポート提出が決まっている会議と、そうでない会議、向き合い方が違いませんか?それと一緒です。
最初はうまく振り返りができなかったキリギリスの私も、今では毎週グループに投稿できていますし、まほらboでも7項目できるようになってきました。
振り返りができるキリギリスって最強じゃありません?(笑)
まほらbo後期始まりました。
毎週火曜日金曜日。小学校3年生以上。会場は東京都小金井市です。
教材、材料費などは別途。月2万!
お問い合わせは
オンラインでの受講も可能です。
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