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明石海峡大橋の中の垂直と平行

執筆者の写真: あべようこあべようこ

前回のブログでは「垂直」について考えたことをご報告しました。

今回は・・・次の授業で考えた「平行」について


2本の直線の状態については、2つしかありません。

それは、交わるか・交わらないか

その「交わらない」方のお話になります。

その定義については、小学校4年生では

1本の直線に垂直に交わる 2本の直線は平行 といいます。


それを聞いた上で

・離れていても平行と言えるか

・線路は平行といえるか

などについて考えました。

最後の応用としての課題はこちら

よかったら、考えてみてください。

授業でもコーチ陣も含めて考え・見つけ・丁寧な説明をしました。


その中で紹介されたことがあります。

橋げたと道路はその部分だけ見ると「垂直に交わっている」と考えられる

けれども、ぐーーーーーーーーっと視点を引いて大きな目で見ると

実は、地球の中心に向かって橋げたは立っているから

世界一大きな吊り橋の明石海峡大橋の道路面は、

本当の直線ではなく、実は少しまぁるくなっているんだ

橋げたと橋げたの間は宇宙に向かって開いているんだよ

(子どももコーチ陣も驚いていました!)


算数では、様々な条件を削ぎ落した定義・考えかたの話をします。

しかし、実際の生活場面では、条件が色々と出てきますね。

地球は丸い、地面はでこぼこしている、風がある、重力がある…等など

だから、以下の二点が大切になってきます。

①算数で出てくる定義については、言葉を正確に使う必要があります

 (垂直と直角の違いなど)

②その場での条件を入れて、算数で学習したことをどのように使っていくかを考えること

 (物理や化学に発展していきます)


身の回りの生活や社会情勢などとも絡めた算数の学習

ぜひ、体験してくださいね。

(あべようこ/べっちゃん)


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