早いものでもう7月。
徐々に学校やお仕事も戻り始めていますか?
それでもbeforコロナには戻れません。
どんな風にしていきたいか、一人一人が考えていく時ですね。
さて、6月30日の算数は「6月の発表」です。
6月に学んだことを使ったり、深めたりして自分で調べてきたことを発表します。
「小数点はどんなところで役に立っているか」
について調べてくれた子。
小数点がないと体温が36度の次は37度になってしまい
体調が悪いときに学校に行ってもいいかどうかわからない!
といって、一同「なるほど~!!」
授業の内容についてわかりにくかったことについて改めて調べてくれた子
こうなるんじゃないか、と予想を書いたうえで調べてくれました。
「予想してから調べると、より理解しやすい」という感想が出ました。
ブログもよく書いてくれている大学生のりょう先生
1/0.1/0.01/0.001 の関係性を色々な方法で表してくれました。
長さ、面積、体積、重さ、時間で表現しました。
スカイツリーの高さと色々なロケットの高さを比べた子
高さに小数がついていたのと、どのくらい違うかを表す時に
小数点が出てきていました。
今回は学校も始まり忙しくなってきたため、宿題の提出がない子もいました。
(こちらも無理しなくていいよ、と伝えています。)
聞いてみると・・・
『途中までしかできなかった』と
「発表してもしなくてもいいよ。でも途中までやってるなら
そこまでの発表をしたらどう?」というと
『できるとこまで、やる』との答え。
そうか、それならチャレンジしてみることは大切だ!やってみよう!
この件については、保護者会でも話題になり
「やってもやらなくてもいいよ、でもできるところまでがんばろうか」
という、手の届く範囲でのボールの投げ返しが大切なんですよ
と、三宅先生が解説してくれました。
⇒ついつい、親は「やったかやらないか」に目が行ってしまったり
「完成度が低いから・・・」なんてことを言ってしまいがちですが
そうではないですね。今の自分にできる精一杯でいいのです。
さて、発表が終わった子どもたちの感想は
前回は文字ばかりだったけど
下の学年の子にもわかるように図を多くした
でも、今回は図が多すぎたから、もう少しわかりやすくしたい(小学5年生)
前より図を丁寧にわかりやすくかいた
でも、もっと例を増やしておけばよかった(小学2年生)
など、きちんと自分なりに振り返りができていて
自分なりの課題をもって取り組んでくれている様子がみられました。
メタ認知の高まりを感じました。
週二回、徹底的に振り返りを続けていますからね。
(振り返りの大切さは三宅先生のブログ ⇒ https://www.maholab.org/post/miyake_20200620)
自立した学習者に向かっているんだな
としみじみ感じた6月最後の授業でした。
(自立した学習者とは?! ⇒ https://www.maholab.org/post/miyake_20200531)
算数担当
あべようこ/べっちゃん
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